乾太くん良いって聞くけど、お値段高いし、実際どうなの?
絶っっっっっ対に必要だよ!
家事・家電好きな夫に激推しされるがまま、導入することになった乾太くん。ズバリ新築設置で大正解でした!暮らしの質が一気にアップすること間違いなしです。
乾太くんとは何者ですか
まるでおうちのコインランドリー。
リンナイのガス式衣類乾燥機です。5kgの洗濯物を約52分、9kgの洗濯物を約90分で乾燥が可能です。
乾太くんのメリットとデメリット
メリット
- すぐ乾く(電気式の約1/3の時間)
- ランニングコストが安い
- 洗濯機を回しながら乾燥ができる
- 花粉やダニを除去
- 生乾き臭がしない
- 雨の日や梅雨でも洗濯物がたまらない
- おしゃれ着以外を干す必要がなくなる
デメリット
- 設置コストが高い
- 電気式ほどではないが、音がうるさい
- 排気ダクト周りから冷気が室内に逆流する
- 乾太くん8kg+専用台(高)の組み合わせは、身長157cmの場合、奥のフィルターが届かない
設置コスト
- 乾太くん本体(約12〜24万円)
- 専用台(約1〜3万3千円)
- 基本工事+ガス工事費(約5〜8万円)
- 2階以上高所作業費(約2〜3万円)
- オプション(約1万円〜)
基本工事:排気口の新設・排湿管の取り付け・本体や設置台の設置
ガス工事:ガス栓・電源コンセントの新設
オプション:ダンパー付排湿管セット など
デメリットは、初期費用の高さだね。
音はランドリールームのドアを閉める、奥のフィルターはスツールを置いて取る、排気ダクト周りの冷気はオプションで解決できます。
使って実感。メリットがデメリットを大きく上回ります!
実際に乾燥してみました
我が家の乾太くんは、一度にたっぷり乾燥できるスタンダードタイプの容量8kg。
乾燥の仕方
操作はとっても簡単です。
- 洗濯物を乾太くんに入れる
- 電源を入れる
- コースを選択する
- スタートボタンを押す
今回、コースはより経済的に運転できる「エコ」を選択しました。
70分後。2〜3日分の洗濯物がしっかり乾燥できました!以前使用していた電気式の乾燥機は、約200分はかかっていたので、この差には驚きです。
【感動①】ふわふわのバスタオル
乾太くん、君すごい……。ふっくらふわふわ。まるでホテルのような仕上がりです。タオルが長持ちします。
【感動②】厚地パーカーのフードがほかほか
厚地パーカーはフード部分だけいつまでも乾かない、なんてことありませんか?それが全くありません。空気を含んで柔らかい生地感になりました。
【感動③】綿100%シャツは、シワが軽減
電気式では、くしゃくしゃだった綿100%シャツ。完全にシワがないとは言えませんが、深いシワが少ないだけでも感動です。アイロンの時間も時短できます。
雨の日や梅雨の洗濯もへっちゃら。
普段着は乾太くんでOK!
サテンやレースなど、おしゃれ着だけ干したらいいなんて最高です。
すぐに乾くから、低コスト
1回の乾燥コストは、5kgで63円。8kgで102円と大変経済的です。
コスト削減のためにしたこと
①乾太くんを楽天で購入+業者工事設置
製品 | 製品名 | 数量 | 価格 |
---|---|---|---|
RDT-80 | 乾太くん容量8kg | 1 | 128,000円(税込) |
DS-80HSF | 専用台(高) | 1 | 23,000円(税込) |
DPS-80KB | 排湿菅セット | 1 | 14,800円(税込) |
RGH-D10K | ガスホース1m | 1 | 7,650円(税込) |
基本工事(壁の穴あけなし) | 53,000円(税込) | ||
2階手上げ、スライダー高所作業 | 27,000円(税込) | ||
合計金額 | 253,450円(税込) |
スタンダードタイプの乾太くん容量8kg(2階設置)の初期費用合計金額は、253,450円(税込)でした。
製品は工務店ではなく楽天経由で購入し、基本工事は業者に依頼して、コストを抑えることができました。壁の穴あけ工事・ガス栓と電源コンセントの新設は、工務店に対応していただきました。
自分で注文する手間はかかりましたが、乾太くん本体ほか設置製品を約7万8千円安く購入できて満足です。
②太陽光発電で、日中の光熱費をカット
蓄電池なしの太陽光パネルを設置したので、朝〜日中は光熱費がほとんどかかっていません。
さらに初期費用が発生しますが、ランニングコストを抑えたい方は、「太陽光発電」の同時検討もおすすめです。
乾太くんの新築設置を考え始めたらすること
- 家を建てるハウスメーカーや工務店に相談
- 乾太くんの種類と購入先を決める
- 乾太くんの配置場所を決める
なるべく早めにハウスメーカーや工務店に相談
新築で乾太くんの設置を考える場合、なるべく早い段階で、家を建てるハウスメーカーや工務店の担当者に相談することをおすすめします。
なぜなら、ガスや乾太くんの種類によって屋内外に十分な設置スペースを確保したり、ガス栓や配管を通したりする必要があるからです。
ガスの種類
お住まいが「都市ガス」対象エリアなら、ガス費用が安いのでおすすめです。
「プロパンガス」は初期費用が安い傾向にありますが、実際のガス費用は高く、ガスボンベの置き場所にも注意が必要です。
ガスの契約会社
ガス会社の選択は自由化しているので、契約する会社によって料金が大きく異なります。
ランニングコストを抑えるため、お住まいの居住エリアで複数社の検討をおすすめします。
【注意①】十分な設置スペースを確保
スタンダードタイプの乾太くんは、防火上必要な最低限の離隔距離として、上面と左右それぞれ4.5cm以上を確保することが推奨されています。
我が家の乾太くんは2階設置のため、水漏れのリスクを考えて洗濯機の下に「洗濯機パン」を設置することにしました。しかし、乾太くんと専用台(高)がボルトで固定された状態での離隔距離まで考慮できておらず、何とか専用台(高)を右側に詰めて配置することに……。
結果的に設置できたので良かったのですが、かなりギリギリです(笑)最悪の場合、洗濯機パンを移設するか、洗濯機パンの前にブロックを設置して洗濯機を前に出すことになるところでした。
洗濯機パンは「TOTO 640mm」を採用しました。乾太くん8kg+専用台(高)と相性抜群の縦型洗濯機「ザブーン10kg」と一緒に下記記事でご紹介しているので、あわせて読んでみてください。
【注意②】配管周りの冷気逆流対策
乾太くんを設置するには壁の穴あけ工事を行う必要があり、排気ダクト周りの隙間から冷気が逆流することがあります。
こちらは、オプションの「ダンパー付排湿菅セット」で対策することができました。
ちなみに、壁の穴あけ工事前に断熱材を貼ったり吹き付けたりすると、断熱材の上から穴を開けることになり、発生した隙間によって家の機密性を下げてしまうこともあるので要注意です。
配管・電源コンセント・ガス栓が極力見えないような審美的工夫も大切。念入りに確認しておきましょう。
乾太くんの種類と購入先
家庭用乾太くん本体の種類は5種類。専用台は4種類。
工務店やハウスメーカー経由だと手間はかかりませんが、インターネット通販を経由して購入すると自分で注文する必要はありますが安く購入できます。
デラックスタイプ
機能とデザイン性も追及したい方は、デラックスタイプがおすすめ。
ドアを開くと洗濯物が見やすいようライトが点灯し、糸くずフィルターが手前にあるので便利です。
製品 | 乾燥容量 | 価格 | サイズ |
---|---|---|---|
RDT-52SA(左開き) | 9kg | 241,340円(税込) | 高さ671×幅653×奥行674mm |
RDT-52SA-R(右開き) | 6kg | 206,690円(税込) | 高さ671×幅653×奥行594mm |
スタンダードタイプ
使いやすさを標準装備した、スタンダードタイプ。
操作パネルがとても見やすく、誰でも簡単に操作可能です。
製品 | 乾燥容量 | 価格 | サイズ |
---|---|---|---|
RDT-80 | 8kg | 193,490円(税込) | 高さ684×幅650×奥行641mm |
RDT-54S-SV | 5kg | 156,750円(税込) | 高さ684×幅650×奥行561mm |
RDT-31S | 3kg | 120,010円(税込) | 高さ609×幅550×奥行506mm |
容量を確保しつつ設置コストを抑えてかったので「スタンダードタイプ」の「RDT-80(8kg)」を選びました。楽天が安いです!
私と夫だけのときは、2〜3日分の衣類を一気に乾燥していました。衣類によっては、一週間分でも入る容量です。
子供が生まれてからは毎日稼働しています。
専用台
乾太くんにぴったり合うピュアホワイトカラー。
こだわりたい方は造作がおすすめです。小さなお子さんがいない場合は、床の直置きでも問題ありません。
製品 | 製品名 | 価格 | サイズ |
---|---|---|---|
DS-80HSF | 専用台(高) | 32,120円(税込) | 外寸:高さ1150〜1380×幅649〜885×奥行636mm |
DS-54HSF | 専用台(高) | 28,380円(税込) | 外寸:高さ1150〜1380×幅649〜885×奥行555mm |
DS-80MSF | 専用台(中) | 31,020円(税込) | 外寸:高さ720〜950×幅649×奥行636mm |
DS-80LSF | 専用台(低) | 18,480円(税込) | 外寸:高さ517×幅612×奥行486mm |
乾太くん8キロの配置場所
上下に設置してスッキリ
我が家のランドリールームは約2.5畳。スロップシンクやランドリーバーなどの設備も充実させたかったので、乾太くん8kgと洗濯機は専用台(高)で上下に設置しました。お風呂の入り口前に配置したので、お風呂上がりに乾燥したタオルをそのまま取り出して使用することも多いです(笑)
スツールに乗って、洗濯物を入れる→取り込む
私は身長157cmで、専用台(高)上の乾太くん8kgには、背伸びをしても手前の衣類しか手が届きません。スタンダードタイプの乾太くんの糸くずフィルターは奥にあるので、こちらも届かず……!そのため、ホームセンターで購入した高さ40cmの折りたたみ式スツールを置いて対応しています。そろそろおしゃれなものに買い換えたいなと検討中です。
乾太くんをおすすめしたい人
- 洗濯物を干すスペースがない
- 洗濯物を干す時間がない
- 洗濯物が多い
- 衣類の生乾き臭やシワが気になる
- 雨の日や梅雨の洗濯を早く済ませたい
賃貸時代は電気式を使用していたものの、乾燥時間の長さや電気代・衣類のシワや劣化などの仕上がりが気になり、乾燥できない衣類を干すスペースや時間がないことがとても苦痛でした。
そこで、新築では生活をより豊かにしたいと考え、乾太くんを設置したことで洗濯乾燥の時短・家事が楽になり、家族が笑顔になる時間が圧倒的に増えました。
忙しい共働き世帯や洗濯物の多いご家庭の強い味方になってくれるはずです。
まとめ
乾太くんを設置するなら新築時がおすすめ
初期費用はかかりますが、希望の生活スタイルや間取りに合わせて、ランニングコストも考慮した住宅計画が可能です。
後付けする場合、ガス栓や配管工事(=壁に穴をあける)が必要になります。オール電化の場合、ガスの契約も必須です。
例えば、もともとの間取りによって乾太くんの配置位置が限られたり配管が目立ってしまったりと思いもよらなかった問題が発生する可能性があります。
これから新築を建てる方・計画中の方は、ぜひお早めの導入を検討してみてください。
我が家が楽天で購入したものはこちら